もともとは肉屋で働いていましたが、狂牛病が大きな問題になり、食肉業界全体が厳しい状況に陥ってしまったのです。この仕事を続けていても大丈夫なのか――そんな先行きへの不安から転職することを決め、職安で見つけたのが小島商店でした。まったく畑違いの業界に転職することへの不安はありましたが、小島商店なら1.5tや2tなど小さいトラックもあり、これなら始めやすそうだなと感じたのが入社のきっかけです。
1年目は昼間の配送からスタートして、2年目から深夜の配送を担当するようになりました。初めは小さな2t車での配送でしたし、深夜帯の勤務にも意外とすんなり慣れ仕事への不安はすぐに払拭されました。ずっとドライバーとして働いていましたが、会社で運行管理者の資格を取らせてもらい、現在は愛知県内のスーパーへ青果を配送しながら、社員の日報管理や点呼・配車といった運行管理業務も行っています。
小島商店はいい意味で上下関係がなく和気あいあいとした会社です。社長も社員の声に耳を傾けてくれるので、みんなで話し合いながら会社をもっと盛り上げていきたいですね。今はまだ20名程度の小さな会社ですが仕事はたくさんあり、新しい人材が加わることでどんどん成長できると思っています。最近は少しずつ若い人も増えていますが、もっとたくさんの人が集まるように働きやすい環境づくりに力を入れていきたいですね。
以前は建築関係の会社で職人として働いていましたが、景気が悪化して会社が倒産してしまったのです。当時は建築業界全体が落ち込んでいましたし、どこも給与条件が悪く、それなら思いきってまったく違う業界で働こうと思い小島商店に入社しました。入社の決め手は野菜や果物など、食品を扱う会社だったから。食品であれば景気が悪化しても影響を受けにくいですし、ずっと働いていける安定性が魅力的でしたね。
以前は市場～市場への配送や長距離配送を行っていましたが、現在はスーパーへの青果配送が中心です。深夜から朝にかけての勤務ですが、配送先が近いので以前よりも仕事はラクになりました。配送する青果の量は日によって差があり、少なければもちろんラクですが、多ければそのぶん達成感が味わえるので気持ち良いですよ。配送先の担当者も顔なじみの人ばかりで、ちょっとした世間話もこの仕事の楽しみです。
今でもこの会社のことは好きですが、もっと待遇の良い会社にしていきたいですね。そのためには会社を大きくする必要があると思っています。実は入社して間もない頃、一時的に人が減って大変な思いをしたことがありました。当時の経験からも、ちゃんと人を増やしていかなければだめだと実感しています。みんな会社愛がある、そんな会社を社員みんなで協力してつくっていきたいと思っています。
18歳からずっとトラックに乗っており、小島商店に入社する前はお酒・飲料・小麦粉などを問屋さんに配送するトラックドライバーでした。当時は自営業者として自分で仕事をしていましたが、次第に仕事が上手くいかなくなり、安定を求めて転職することに。自営業者で上手くいっていた頃と比べると収入は下がりましたが、給与水準は比較的高いですし、安定した収入を得られることを家族も喜んでくれました。
地場のスーパーへの青果配送を任されています。入社するまで市場の仕事は体力的にキツイと思っていましたが実際にやってみるとそんなことはなく、むしろ適度にラフな雰囲気が気に入っています。会社も安全管理など厳しいところはもちろん厳しいですが、良い意味でゆるく、気兼ねなく意見や要望を伝えられるので働きやすいですね。私自身、今はできるだけ稼ぎたいという意向を伝えて配送先を増やしてもらっています。
これから他の会社に転職する気はまったくありませんし、トラックに乗っている時が一番楽しいので、定年までトラックドライバーとして働くことが私の目標です。そして定年後もこの会社の中で何かやれる事を見つけていきたいですね。仕事だけでなく、人間関係や社風にも魅力を感じているので、将来的にトラックに乗れなくなっても、ずっとこの会社で働いていきたいと思っています。
これまで何をやっても長続きせず、パチンコ店、すし屋、スーパー、運送会社、浄化槽の点検など、仕事を転々としていました。小島商店に入社したのも、以前勤めていた会社が嫌になり転職しようと思ったのがきっかけです。特にこの仕事に興味があったわけではなく、家から近いし食品なら仕事が安定しているだろうと、軽い気持ちで入社しましたが、気づけば10年が経ち、いつの間にか落ち着いたことに自分でも驚いています。
メインとなる業務は構内での仕分け作業です。朝は少しだけ近隣スーパーへの青果配送も行いますが、トラックの運転があまり得意ではないので、希望して構内作業を担当させてもらっています。構内では大協青果の営業さんやドライバーさんなど、色々な人と話ができるので楽しいですね。また、最近は運行管理者の資格を取得させてもらったので、ドライバーのシフト組みなども行っています。
一人ひとりから希望を聞きながらシフト組みを行っており、できるだけ希望を叶えられるように調整していますが、時にはどうしても無理をお願いしてしまうことも。毎週土日に休みが取れるような業界ではありませんが、ドライバーの大半は家族持ちなので、子供の都合や家庭の都合などに合わせて、リフレッシュ休暇を取得できるシステムをつくっていきたいと思っています。